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​測量部門

今立っているこの地点を数値として特定したい、というとき。

地図上では、イギリスのグリニッジ天文台を0°とする東経・西経や赤道を0°とする北緯・南緯でY(縦)方向・X(横)方向の数値が決まり、海抜(標高)で高さ(Z方向)を加えてその地点が地球上でどの位置にあるかが分かります。

  

測量はこの「位置」というものを確定し記録するための作業です。

明治時代から使われてきた日本独自の測量のX・Yの0°地点(原点)は東京都港区旧東京天文台、高さの水準原点は千代田区永田町尾崎公園内にあり、この原点を使用した数値を日本測地系と呼んでいます。

原点を元に日本各地にX・Y座標の基準点や水準点が設置されており、その座標値を元に測量を行います。

近年では、世界共通の座標を用いるために、地球の重心をX・Y・Z原点とする世界測地系の座標を使用しています。

  

測量の種類は、測量方法・測量する場所などによって区別されています。

例えば、当社の取扱業務に「基準点(GPS)測量、路線測量、河川測量、用地測量」という記載があります。

この中の「路線」や「河川」、「用地」などは測量する場所や目的です。

また、既にある基準点(既知点)を元に新たな基準点を設置する基準点測量や高低などを測る水準測量などがあり、路線を測量をする上での基準点測量であったり、河川の測量の中での水準測量であったりします。

また、当社では扱っておりませんが、地球から数十億光年離れた電波星からの電波を使ったVLBI測量といった測量もあります。

 

以下は基準点測量と水準測量の作業風景とその説明です。

​測量部門 -基準点測量- トータルステーション(TS)による測量の様子

 レーザーの反射によって2点間の距離や角度を計測するトータルステーションという機器を既に設置されている基準点(既知点)に設置し、新たに測定したい地点(未知点)に目印となる鋲や杭を打ち、その真上にプリズムと呼ばれる反射板を設置します。

​アスファルトへの鋲打ち

​打った鋲

​トータルステーション

​プリズム

浦和駅前でのTS測量の様子

​プリズムその2

​測量部門 -基準点測量- GNSSによる測量

衛星からの電波をアンテナで受信することによって位置を特定できます。カーナビゲーションシステムのように単独でも場所を測定することは出来ますが、何mもの誤差が出てしまうため、測量では高精度のデータが必要ですので何台かの受信機を使って精度を上げるようになっています。

GPSアンテナ(三脚の上の部分)と受信機(赤い箱)

24個あるGPS衛星は常に動いているための軌道情報をGPS測量機器メーカーのホームページから上空に衛星が多い時間帯を調べ,その時間帯に測量を行います。
受信機には、いくつの衛星の電波を捕らえたかが表示されます。

衛星の軌道図の例

例えばこれは2006年11月22日の三郷市でのGPS測量時の衛星の軌道図です。

​測量部門 -水準測量-

レベルと呼ばれる水準儀と標尺とを使い、既にある水準点にレベルを設置し、求めたい地点に標尺を設置して高低差を出す測量のことです。縦断図・横断図などを作成したいときなどに行います。

​レベル

​標尺

​水準測量風景

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